エラストマー製まな板おすすめの理由。ゴムやシリコンとの違いは？

今、楽天ショップでは「エラストマー製」のまな板が人気でよく売れています。

そもそも『エラストマー製って何？』『ゴムやシリコンとは違うの？おすすめはどれ？』
そんな疑問が浮かんできます。

日々の家事を楽にしたい私にとってもこれは見逃せない素材で、調べてみると「エラストマー製」の製品というのは、まな板に限らず、「まくら」「ゴルフクラブのグリップ」「釣りのワーム」等、様々なものがあるようです。

知らない間にどんどん増えてくる新しい素材。

この記事では、「エラストマー製まな板おすすめの理由とゴムやシリコンの違い」について調べてみましたので、是非購入を検討している方は参考にしてみてください。

エラストマーとは何？

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エラストマーとは、『elastic（弾力のある）』と『polymer（重合体）』を組み合わせた合成語で、ゴム弾性を有する工業用材料の総称のことを言います。

エラストマーは粘性と弾性の両方をもつ高分子で、小さな力で変形し、力を取り除くと元に戻る性質があります。

熱を加えても軟化することがなく、比較的耐熱性が高い「熱硬化性エラストマー」と、熱を加えることにより軟化し、逆に冷却することによりゴム状に戻る性質を持つ「熱可塑性（ねつかそせい）エラストマー」に分類され、それぞれのメリットを生かしたところで製品となり、実は様々な場面で活躍しています。

まな板になるまで気がつかなかっただけで、実は身近にたくさんあるようです。

エラストマー製まな板がおすすめの理由

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この章では、エラストマー製のまな板がおすすめの理由と、おすすめの商品をご紹介します。

おすすめの理由

エラストマー製のまな板は、ゴムのような弾力性があるので包丁の刃当たりが良くなり、食材をたくさん切っても疲れず、程よく包丁が沈み込むので、下で繋がっていがちな大葉やキュウリがちゃんと切れるという情報もあります。

その弾力から、木製のまな板のように包丁の刃に優しいのも魅力です。

また、抗菌材が練りこまれているものや、耐熱性があるものもあるので、衛生的にも安心です。

刃で傷はつきますが、傷が広がりにくい性質をもっているので、長く衛生的に使えるという点でおすすめです。

おすすめエマストラーまな板チェック項目

「エラストマー製」と言っても、その種類は様々なので、以下の条件に合うまな板を検討することをおすすめします。

エマストラー製のまな板が流行り出すと、類似品がたくさん出てきます。

抗菌付きのものの中には、表面だけを抗菌加工しているものと、素材自体に抗菌素材を練りこんでいるものがあったり、抗菌SIAAマークという国際規格ISOに定められた抗菌性試験をクリアした商品があります。

せっかくなら抗菌SIAAマークをしっかり取得した製品がおすすめです。

また、耐熱温度が製品によって違っています。

塩素系漂白剤をNGとするものも多いので、熱湯消毒が出来ると安心です。

食洗機を使いたい場合も耐熱温度には気を付けましょう。

おすすめのエマストラー製まな板

HANAKOのまな板は安心の日本製で、抗菌加工が練りこんである事・耐熱温度が130℃で熱湯消毒、食洗器OKで人気のまな板です。

ゴムやシリコンとの違いは？

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ゴムとエラストマーの違いについて調べてみました。

シリコンとの違いについても調べてみましたが、ちょっと理科が苦手な私には難しい言葉が並んでいたことが事実です。

ただ、ゴムとエラストマーは一般的には同じ意味のようです。

（厳密には違うけれど、同じと考えても良いという感じです。）

生ゴム（原料ゴム）とエラストマー（弾力ゴム）とに区別するのがわかりやすく、

• ゴムは原料の状態では粘土状になっていて弾力があるとはいい難いが、硬化させると弾力を持つようになる
• 弾力を持つ状態になったものをエラストマーという

ゴムの分子と分子の間を、橋をかけるように連結（架橋）すると元へ戻るようになり（弾性変形）、
私たちが日常的に接しているエラストマーであるということです。

では、シリコーンとは何が違うのか？

エラストマーとは広い意味でゴム状の弾性体を指す総称なので、本来シリコーンゴムもエラストマーの中に含まれます。

エラストマーを一般的な熱可塑性エラストマー（TPE）に限定して、熱硬化性であるシリコーンゴム（VMQ）との素材としての比較すると、シリコーンゴムと熱可塑性エラストマーの一番の大きな違いは、その成形方法の違いです。

シリコーンゴムは熱硬化性で高温加熱により硬化し、熱可塑性エラストマーは高温加熱により軟化し流動性を帯び冷やすと硬化するという性質の違いがあり、それぞれにその性質に合うメリットを生かして製品が作られているということです。

まとめ

最近、まな板の中でよく売れている「エマストラー製のまな板」について、そのおすすめとゴムとシリコンとの違いを調べました。

エマストラー製のまな板の特徴は、木製のまな板が包丁の刃に優しいのと同じように、その素材に弾力性があるので刃当たりが良く、食材をたくさん切っても疲れないという意見があります。

抗菌材が練りこまれているものや、耐熱性があるものもあるので、衛生的に使えます。

エマストラー製のまな板はたくさんの製品がありますが、

• 雑菌の繁殖を抑える抗菌加工がしてあるもの（抗菌SIAAマーク取得）
• 耐熱温度が100℃を超えるもの（熱湯消毒ができる）
• 食洗機を使いたいなら、対応しているかどうか

この点に注意して購入することをおすすめします。

ゴムやシリコーンとの違いについては、とても難しい話ではあるのですが、ゴムとエマストラーは一般的には同じ意味ですが、生ゴム（原料ゴム）とエラストマー（弾力ゴム）とに区別すると、

• ゴムは原料の状態では粘土状になっていて弾力があるとはいい難いが、硬化させると弾力を持つようになる
• 弾力を持つ状態になったものをエラストマーという

という違いがあり、シリコーンとの違いは、シリコーンゴムは熱硬化性で高温加熱により硬化し、熱可塑性エラストマーは高温加熱により軟化し流動性を帯び冷やすと硬化するという性質の違いであるということが分かりました。

エマストラー製のものというのは、実は世の中にはたくさんあり、まな板で言うとこれまではプラスチック製か木製のまな板が主流だったけれど、プラスチックよりも弾力性があり木製のように刃当たりが良く、お手入れもしやすいエマストラー製が今流行っていると言えます。

まな板をひとつ追加で買おうかなと考えているなら、一度検討してみてください。

お料理のひと手間が楽になれば幸いです！