象印の「炎舞炊き」4合炊きモデル
NW-UU07とNW-UT07、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?
最新モデルのNW-UU07は、白米特急(1合約16分)など便利な機能が追加された一方、
型落ちのNW-UT07は価格が大きく下がり、6万円以上の差が出ています。
「早く炊けるのは魅力だけど、そのために高額な最新モデルを選ぶべき?」
「型落ちでも、ごはんのおいしさは本当に変わらない?」
そんな疑問を持つ方に向けて、この記事では
NW-UU07とNW-UT07の違いを“選ぶ基準”が分かる形で徹底比較します。
✔ 価格差に見合う価値はあるのか
✔ どんな人が最新モデル向きで、どんな人が型落ち向きなのか
✔ 後悔しない選び方のポイント
を整理しているので、読み終えたころには
「自分はどちらを買うべきか」がはっきり分かるはずです。
NW-UU07とNW-UT07の基本仕様をチェック
「結局、何がどう違うの?」と感じたら、まずは基本仕様を並べて確認するのが近道です。
NW-UU07とNW-UT07は、どちらも象印の最上位炊飯器「炎舞炊き」シリーズですが、世代の違いによって細かな仕様に差があります。
基本スペック比較
| 項目 | NW-UU07 | NW-UT07 |
|---|---|---|
| モデル区分 | 現行モデル | 旧モデル |
| 発売時期 | 2026年1月 | 2024年1月 |
| 炊飯量 | 0.5~4合 | 0.5~4合 |
| 炊飯時消費電力 | 1240W | 1140W |
| 圧力炊き分け | 1.0~1.3気圧 | 1.0~1.3気圧 |
| 内釜 | 豪炎かまど釜(2.2mm) うまみプラス プラチナコート |
豪炎かまど釜(2.2mm) うまみプラス プラチナコート |
| 白米特急 | あり(1合 約16分) | なし |
| 白米急速 | あり | あり |
| 粒立ちがゆ | あり | なし |
| 蒸気セーブ | 約80% | 約80% |
| 内ぶた | 食洗機対応 | 洗浄可(食洗機不可) |
| Ag+抗菌加工 | 非対応 | 対応(しゃもじ・操作部) |
| 保温 | 30時間うるつや保温 | 30時間うるつや保温 |
| わが家炊き | 81通り | 81通り |
| サイズ | 幅23×奥行30.5×高さ20.5cm | 同左 |
| 重さ | 約6.0kg | 約6.0kg |
| カラー | 黒/白 | 濃墨/絹白 |
| 実勢価格* | 約13万円前後 | 約7万円前後 |
*価格は時期や販売店により変動します。
基本仕様から見える違いのポイント
スペックを一通り見比べると、炊飯方式や内釜、容量といった核となる部分は同じだと分かります。
そのため、炎舞炊きならではのふっくら感や粒立ちは、どちらを選んでもしっかり味わえます。
差が出るのは、
-
忙しい日を助ける時短メニューの有無
-
毎日使うからこそ気になるお手入れ面
-
清潔さに関わる抗菌仕様
といった、使い続けたときの快適さの部分。
特に、
「最新モデル=すべての機能が上」というわけではない点は、見落としやすいポイントです。
次の章では、これらの違いをひとつずつ掘り下げて、
どんな人にどちらが向いているのかを分かりやすく整理していきます。
NW-UU07とNW-UT07の違いを項目別に解説
基本性能がほぼ同じ2モデルですが、実際に使い比べると「ここは大きく違う」と感じるポイントがいくつかあります。
この章では、購入前に必ずチェックしておきたい違いを順番に見ていきましょう。
価格差は約6万円|その差はどこにある?
まず気になるのが価格です。
実勢価格を見ると、NW-UU07は約13万円前後、NW-UT07は約7万円前後と、およそ6万円以上の差があります。
この価格差は、炊飯性能そのものよりも、
-
最新モデルならではの時短メニュー
-
お手入れのしやすさを高める改良
-
新機能追加による利便性の向上
といった、「日常での使いやすさ」によって生まれています。
「とにかくおいしく炊ければOK」という方ならNW-UT07でも十分ですが、
毎日の家事を少しでもラクにしたい方には、NW-UU07の価値が見えてきます。
「白米特急」メニューの有無
2機種の違いとして最も分かりやすいのが、白米特急メニューの有無です。
-
NW-UU07:1合 約16分で炊飯可能
-
NW-UT07:非搭載(白米急速は約30分)
朝の支度中や、帰宅後すぐにごはんが必要なときでも、
「思っていたより早く炊けた」と感じられるのが白米特急の魅力。
時間に追われがちな家庭では、使うたびに便利さを実感しやすい機能です。
炊飯時消費電力の違い
炊飯時の消費電力は、
-
NW-UU07:1240W
-
NW-UT07:1140W
と、NW-UU07のほうがやや高めです。
これは、短時間で一気に加熱する「白米特急」などの影響によるもの。
ただし、使用時間自体が短いため、電気代に大きな差が出るほどではありません。
「粒立ちがゆ」メニューの違い
おかゆメニューにも差があります。
-
NW-UU07:粒立ちがゆ対応
-
NW-UT07:非対応
粒立ちがゆは、米粒の形を残しつつ、やさしい食感に仕上がるのが特徴。
体調を崩したときや、やわらかすぎるおかゆが苦手な方に向いています。
内ぶたは食洗機で洗える?
毎日使う炊飯器だからこそ、お手入れのしやすさは大切なポイントです。
-
NW-UU07:内ぶたが食洗機対応
-
NW-UT07:手洗いのみ(洗えるが食洗機不可)
小さな違いですが、「たまった家事を減らせる」という点で、
忙しい方ほど差を実感しやすい部分です。
Ag+抗菌加工の有無
意外と見落としがちなのが、抗菌仕様の違いです。
-
NW-UT07:しゃもじ・操作ボタンにAg+抗菌加工あり
-
NW-UU07:Ag+抗菌加工なし
最新モデルでも非搭載の部分があるため、
「とにかく清潔さを重視したい」という方は注意しておきたいポイントです。
発売時期の違い
-
NW-UU07:2026年発売
-
NW-UT07:2024年発売
NW-UU07は最新モデル、NW-UT07は型落ちモデルにあたります。
型落ちといっても性能が大きく劣るわけではないため、
価格重視ならNW-UT07、利便性重視ならNW-UU07という選び方がしやすいですね。
次の章では、2機種に共通する
「炎舞炊きならではのおいしさ」や使いやすさについて詳しく見ていきます。
NW-UU07・NW-UT07に共通する魅力
ここまで違いを見てきましたが、どちらを選んでも共通して得られる「炎舞炊き」ならではの魅力があります。
まずは、2機種に共通する強みを確認しておきましょう。
炎舞炊き技術で、お米が芯までふっくら
NW-UU07とNW-UT07は、どちらも象印独自の炎舞炊きを採用しています。
複数の底IHヒーターを高速で切り替えることで、釜の中に激しい対流を生み出し、米一粒一粒をムラなく加熱。
これにより、
-
表面はふっくら
-
中はしっかり弾力
-
甘みが引き出されたごはん
に仕上がります。
豪炎かまど釜で、高火力をしっかり伝える
内釜には、両モデルとも豪炎かまど釜(釜厚2.2mm)を採用。
熱をため込み、素早く全体に伝える構造のため、加熱ムラを抑えながら一気に炊き上げます。
さらに、うまみプラス プラチナコートにより、
-
米のうまみを引き出しやすい
-
冷めても味が落ちにくい
といった点も共通しています。
少量炊きでもおいしさがブレにくい
4合炊きモデルは、少人数世帯やごはんをまとめ炊きしない家庭に人気ですが、
「少量だとおいしく炊けないのでは?」と不安に感じる方も多いですよね。
NW-UU07・NW-UT07はどちらも、0.5合からの少量炊きに対応。
1合だけ炊く日でも、粒立ちと甘みをしっかり感じられます。
30時間うるつや保温で、炊きたてのおいしさが続く
保温機能は、どちらも30時間の「うるつや保温」に対応。
温度と水分をコントロールすることで、
-
時間が経っても黄ばみにくい
-
パサつきにくい
のが特徴です。
家族の食事時間がバラバラなご家庭でも、
「あとから食べてもおいしい」のはうれしいポイントですね。
「わが家炊き」で、好みの食感に近づけられる
象印ならではのわが家炊き機能も、2機種共通です。
炊き上がりの感想を選ぶだけで、炊飯器が好みを学習し、
81通りの炊き分けから最適な設定に近づけてくれます。
「少し硬めが好き」「やわらかめが好み」など、
家族の好みに合わせやすいのが魅力です。
毎日の食事に対応する多彩な炊飯メニュー
白米だけでなく、
-
無洗米
-
雑穀米
-
玄米
-
麦ごはん
など、毎日の食事に使いやすい炊飯メニューも充実。
「健康のために雑穀米を取り入れたい」という方でも、無理なく続けられます。
ここまでを見ると、
👉 ごはんそのもののおいしさは、どちらを選んでも高水準
ということが分かります。
次の章では、実際に使っている人の声をもとに、
満足している点・気になる点を口コミからチェックしていきましょう。
実際のユーザーの口コミと評判
2025年12月時点では、NW-UU07はまだ発売前(2026年1月21日発売予定)のため、実際のユーザーによる口コミは存在しません。
そのためこの章では、
-
NW-UU07の発売前評価・期待されている点
-
NW-UT07(型落ちモデル)の実際の口コミ・評価傾向
をお届けします。購入を検討する材料としてお役立てください。
NW-UU07(最新モデル)に寄せられる発売前の期待
発売前の評価として多いのは以下のような声です。
✔ 時短機能(白米特急)への期待
-
「1合16分の早炊きは朝忙しい家庭に助かる」
-
「急いでいるときでも炊きたてが待てるのは魅力」
✔ お手入れのしやすさの向上
-
「食洗機対応の内ぶたは地味に嬉しい」
-
「毎日のお手入れがラクになりそう」
✔ 最新モデルとしての安定性
-
「発売から間もないモデルなので安心感がある」
-
「NW-UT07の良さを引き継ぎつつ使いやすくなりそう」
これらは実際の使用レビューではありませんが、機能やスペック面から判断する“期待値”としてよく見られる意見です。
NW-UT07の口コミ・評判(旧モデル)
NW-UT07は発売から時間が経っているため、実ユーザーの声が多く集まっています。
以下は総合的に見られる評価ポイントです。
◎ 良い口コミ・評価
■ おいしさ
-
「炎舞炊きのごはんは粒立ちがよく、冷めても甘い」
-
「4合でもムラなく炊ける」
■ 価格のバランス
-
「この性能で7万円台はコスパが良い」
-
「旧モデルでも十分満足できる」
■ 毎日の使い勝手
-
「多彩なメニューが便利」
-
「サイズ感がちょうどよく場所を取らない」
△ 気になる口コミ・評価
■ 時短機能
-
「白米急速はあるけれど、もっと早く炊けたら嬉しい」
-
「忙しい朝に特急メニューがないのは惜しい」
■ 抗菌仕様について
-
「抗菌加工がもう少し多いと安心感が出る」
-
「Ag+抗菌がない部分もあるので、気になる人はチェック」
これらの声からは、性能そのものに大きな不満は少なく、価格や機能のバランスを評価する傾向が見られます。
口コミ傾向から読み取れること
NW-UT07の評判を見ると、
🟢 炎舞炊きならではの「ごはんの味」には高評価
🟢 日常使いのメニューは一通り満足度が高い
⚠ 時短や機能拡張面では、最新モデルの追加機能に期待がある
という共通した印象があります。
発表前のNW-UU07は、既存の良さを引き継ぎつつ、さらに使い勝手を高めた進化系として期待されており、
発売後の実際の口コミが集まれば、さらに評価がはっきりしてくるでしょう。
まとめ|NW-UU07とNW-UT07はどちらを選ぶべき?
NW-UU07とNW-UT07は、どちらも象印の最上位クラス「炎舞炊き」を搭載した4合炊き炊飯器です。
ごはんのおいしさの“土台”は共通しているため、選ぶ決め手は使い方と重視するポイントになります。
ここでは、タイプ別におすすめを整理します。
NW-UU07がおすすめな人
NW-UU07は、最新モデルならではの利便性を重視したい人に向いています。
-
朝や帰宅後など、とにかく早く炊きたい
-
「白米特急(約16分)」で時短したい
-
内ぶたは食洗機で洗えてほしい
-
多少価格が高くても、日々のラクさを優先したい
-
新しいモデルを長く安心して使いたい
👉 忙しい毎日を少しでも効率よくしたい家庭には、NW-UU07が向いています。
NW-UT07がおすすめな人
NW-UT07は、価格と性能のバランスを重視したい人にぴったりです。
-
炊飯器に10万円以上は出しづらい
-
炎舞炊きのおいしさをできるだけお得に体験したい
-
白米特急までは不要
-
型落ちでも性能が高ければ問題ない
-
実際の口コミ・評価を見て選びたい
👉 コスパ重視で失敗したくない人には、NW-UT07が安心です。
迷ったらここをチェック
-
時短を取るか?価格を取るか?
-
毎日の炊飯で「16分」と「30分」の差をどう感じるか
-
食洗機対応など、お手入れのラクさをどこまで求めるか
この3点を基準に考えると、自然と答えが見えてきます。
結論
-
利便性・時短・最新機能重視 → NW-UU07
-
価格・実績・コスパ重視 → NW-UT07
どちらを選んでも、「炎舞炊き」ならではの
粒立ち・甘み・ふっくら感のあるごはんはしっかり楽しめます。
あとは、あなたのライフスタイルに合うほうを選ぶだけです。
