解凍プレートはお茶の間で人気の「ヒルナンデス」や「家事ヤロウ」でも紹介され、SNSでも話題になっている人気商品です。
冷凍したお肉や海鮮などをすぐに使いたい時、レンジの解凍機能では一部が煮えてしまったり溶けむらがあったりと、理想の状態でうまく解凍できないという経験をした方もきっと多いでしょう。
また流水を使った急速解凍では、水道代がかさむのではないかと心配になります。
そんな悩みや心配事を解決するものとして販売されているのが「解凍プレート」です。
ただ、たくさん種類があってどれを買えばいいのか悩む、また本当にいいものなのか購入に戸惑うという方もいるのではないでしょうか。
解凍プレートの仕組みを利用すると、代用することも可能であることがわかりましたのでご紹介します!
解凍プレートの仕組みと代用方法
解凍プレートの仕組みを考えよう!
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解凍プレートの仕組みとは、熱伝導率の高い素材を使って、物体内部に温度差が存在するときに熱が移動する現象を活用して凍った食材を置いておくと冷気が移動して早く溶けるという仕組みです。
この、「熱伝導率の高い素材」というのが解凍プレートで使われている「アルミニウム」で、アルミニウムは冷やすためのアルミ容器や、温めるためのアルミ鍋など、日用品にも多く使われています。
解凍プレートの代用ができる調理グッズ
仕組みを確認したところで、「え?どういう意味?」と、思われる方も居る事でしょう。
代用するなら「アルミニウム」でできているものをお家で探してみてください。
例えば、アルミバット
アルミの鍋
こういったアイテムはお家にはあるのではないでしょうか?
他にも料理人がよく使っているアルミフライパンや、普通のフライパンでも熱伝導がよいので使えます。
家庭にあるアルミ製のものを使えば、代用は可能です。
解凍プレートの代用方法
解凍プレートの代用として上記の調理グッズを使う、解凍プレートの代用方法をご紹介しますね。
- アルミバットにラップを敷き、その上に解凍したい食材を置く
- 食材の上にさらにラップを敷き、アルミの鍋(もしくはフライパン)を乗せる
- アルミの鍋(もしくはフライパンに常温の水をそそぐ)
この方法で約10分ほどで解凍ができるはずです!
注意点としては、食材の上に鍋やフライパンを乗せ、更に水を入れるので、こぼれないように食材が平らな方が良いですね。
また、食材の種類や厚みなどによって解凍時間は異なりますので、必ず10分で解凍できるものではないこと、上に乗せる鍋やフライパンは食材が潰れない重さのものにする、お湯は注がないという注意点があります。
まとめ
解凍プレートは、オーブンの解凍機能で良いコンディションに解凍できず悩んでいた人を救う便利グッズです。
ただ、必ずしも「解凍プレート」でないと解凍できないかというと、案外そうでもありません。
解凍プレートの仕組みは、熱伝導を利用したもので、熱伝導率の高い素材「アルミニウム」の調理グッズがあれば代用できます。
ただ、解凍プレートは基本的に食材を置いておくだけですが、代用するにはいくつか準備が必要です。
フライパンやお鍋を使うので、解凍している間、それらの調理グッズは使えないということになりますので、それは非効率だと思われる方は是非、「解凍プレート」の購入を検討してみてください。
お家にたくさんお鍋やフライパンがある方は、一度実験的に試してみてからでも遅くはないでしょう。
この記事が「解凍プレート」で悩む方の参考になれば幸いです!