この記事では、「象印の炎舞炊き」と「タイガーのご泡火炊き」はどちらを選ぶのがいいか、違いを比較しておすすめをご紹介します。
新しい炊飯器を選ぶ時、象印とタイガーでどちらにしようか悩む方は多いですね。
中でも
- 炎舞炊きとご泡火炊き、違いは何?
- お米がおいしく炊けるのはどっち?
- 便利な機能が多いのはどっち?
など、お悩みではありませんか?
炎舞炊きとご泡火炊きの違いを6つの項目で比較すると以下のようなことが分かりました。
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
---|---|---|
火力 | 6つのIHヒーター/3DローテーションIH | 約300℃WレイヤーIH/土鍋の蓄熱力 |
釜の素材 | 鉄・アルミ・ステンレス(ハイブリッド釜) | 萬古焼の本土鍋(陶器) |
粒立ち・食感 | ふっくらモチモチ/甘みを引き出す | 粒立ちを保ちつつ甘みを凝縮 |
炊き分け機能 | 121通り「我が家炊き」/15通りの炊き分け | 70銘柄炊き分け/5段階食感調整/一合料亭炊き |
保温機能 | 極め保温(最大40時間)/高め保温(12時間) | おひつ保温(においや黄ばみを防ぐ) |
スマホ連携 | なし | 最上位モデルで対応(TIGER HOMEアプリ) |
主に、火のかけ方や釜の素材が違っている為、お米の炊きあがりに違いがあります。
このようなことが言えます。
本文では、各項目の違いについてより詳しくご紹介していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
象印「炎舞炊き」ってどんな炊飯器?
象印の炎舞炊きは、象印の技術を結集したプレミアム炊飯器で、「毎日のごはんを、もっと美味しく」を追求したモデルです。
タイガー「ご泡火炊き」ってどんな炊飯器?
伝統の土鍋を現代技術と融合させた、タイガーの最高峰モデルで、「一粒一粒、粒立ちを感じるごはん」が特徴です。
炎舞炊きとご泡火炊き6つの項目で比較
ここでは、炎舞炊きとご泡火炊きの違いを6つの項目で比較して行きます。
比較する項目は
・釜の構造
・粒立ち・食感
・炊き分け機能
・保温機能
・スマホ連携機能
炎舞炊きとご泡火炊きの比較表
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
---|---|---|
火力 | 6つのIHヒーター/3DローテーションIH | 約300℃WレイヤーIH/土鍋の蓄熱力 |
釜の素材 | 鉄・アルミ・ステンレス(ハイブリッド釜) | 萬古焼の本土鍋(陶器) |
粒立ち・食感 | ふっくらモチモチ/甘みを引き出す | 粒立ちを保ちつつ甘みを凝縮 |
炊き分け機能 | 121通り「我が家炊き」/15通りの炊き分け | 70銘柄炊き分け/5段階食感調整/一合料亭炊き |
保温機能 | 極め保温(最大40時間)/高め保温(12時間) | おひつ保温(においや黄ばみを防ぐ) |
スマホ連携 | なし | 最上位モデルで対応(TIGER HOMEアプリ) |
ひとつずつご紹介します。
違い①:火力
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
火力 | 6つのIHヒーター/3DローテーションIH | 約300℃WレイヤーIH/土鍋の蓄熱力 |
炎舞炊きとご泡火炊きの違い1つ目は、火力の違いです。
■ 炎舞炊き(象印):6つのIHヒーターで縦横無尽の大火力
象印の「炎舞炊き」は、6つのIHヒーターを使った独自の3DローテーションIH構造を採用しています。
これは、かまどの激しい炎の“ゆらぎ”を再現した仕組みで、縦横無尽にお米をかき混ぜる激しい対流を生み出します(※特許取得済み)。
さらに、2種類の底IHヒーターを使って部分的に集中加熱することで、釜の中に強力な熱の流れを作り出します。
その結果、お米一粒一粒がふっくら炊きあがり、甘みや旨みをしっかり引き出すのが特長です。
■ ご泡火炊き(タイガー):約300℃の高火力×土鍋で旨みを凝縮
タイガーの「ご泡火炊き」では、土鍋と約300℃のWレイヤーIH構造を組み合わせて高火力を実現しています。
この高温と、土鍋特有の“ゆっくり熱が伝わる性質”を活かし、釜内にしっかりとした温度差を作ることで激しい対流を発生。
この対流により、お米全体にムラなく熱を加え、粒の中までしっかり糊化(こか)させることで、噛むほどに甘みとうまみが広がるごはんに仕上がります。
※300℃ WレイヤーIHは、上位モデル「JRX-G100」のみに搭載されています。
違い②:内釜の素材
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
釜の素材 | 鉄・アルミ・ステンレス(ハイブリッド釜) | 萬古焼の本土鍋(陶器) |
炎舞炊きとご泡火炊きの違い2つ目は、内窯の素材違いです。
■ ご泡火炊き:本格的な“萬古焼(ばんこやき)”の土鍋
タイガーのご泡火炊きには、三重県四日市市で作られる伝統的な萬古焼の本土鍋が使われています。
この土鍋は本物の土を使い、3度の焼成を経て作られる本格仕様。
優れた蓄熱性があり、温度をじっくりお米に伝えられるのが特長です。
しかも、土鍋だからこそ可能な約300℃の高火力での炊飯が可能です。
これにより、お米の甘みや旨みをしっかり引き出し、「噛むほどにおいしいごはん」が実現します。
■ 炎舞炊き:金属×プラチナコートのハイブリッド釜
象印の炎舞炊きは、アルミ+ステンレス+鉄という異素材を組み合わせたハイブリッド釜を採用しています。
・アルミは熱伝導率が高く、
・ステンレスは耐久性が高く、
・鉄はIHと相性がよく、蓄熱性に優れる
という、それぞれの特長を活かしています。
内側には、ご飯の甘みとうまみを引き出す「プラチナコート」を施し、さらに釜のフチは5.5mmの極厚設計に。
これにより熱を逃さず、釜全体にしっかり熱が伝わることで、ふっくらとしたごはんが炊きあがります。
違い③:粒立ち・食感
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
粒立ち・食感 | ふっくらモチモチ/甘みを引き出す | 粒立ちを保ちつつ甘みを凝縮 |
炎舞炊きとご泡火炊きの違い3つ目は、粒立ち・食感の違いです。
■ 炎舞炊き(象印):ふっくら&もっちり食感
炎舞炊きは、6つのIHヒーターによる激しい対流でお米をしっかりとかき混ぜながら炊き上げます。
この強い熱対流により、表面のデンプンが削られて水分をよく吸い、ふっくら&もっちりとしたごはんに仕上がります。
特に、やわらかめのごはんが好きな方にはぴったりです。
しっとり・なめらかで、ごはんの甘みもよく引き出されます。
■ ご泡火炊き(タイガー):ハリのある粒立ちと奥深い甘み
ご泡火炊きは、炊飯中に出る泡がごはんをやさしく包み込み、お米同士の摩擦を抑えながら炊き上げます。
そのため、粒がつぶれにくく、一粒ひと粒がしっかり立ったごはんになります。
しかも、お米の中心までじっくり熱が入るので、噛むほどに甘みと旨みが広がるのが特長です。
冷めても美味しく、おにぎりやチャーハン、お茶漬けとの相性も抜群!
「冷めてもおいしいごはん」を求める方におすすめです。
違い④:炊き分け機能
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
炊き分け機能 | 121通り「我が家炊き」/15通りの炊き分け | 70銘柄炊き分け/5段階食感調整/一合料亭炊き |
炎舞炊きとご泡火炊きの違い4つ目は、炊き分け機能の違いです。
■ ご泡火炊き(タイガー):細やかな炊き分けが魅力
ご泡火炊きには、次のような多彩な炊き分け機能が搭載されています。
-
70種類の銘柄炊き分け
→ 全国のブランド米それぞれの特徴に合わせた炊き分けが可能。
これは、国内外最大級の米の品評会「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の計測データを活用している本格派です。 -
産地炊き
→ 同じ「コシヒカリ」でも、新潟・福井・長野など、産地ごとの個性に合わせて炊き分けできます。 -
1合料亭炊き(JRX-T100のみ対応)
→ 付属の中ぶたを使えば、少量(1合)でもムラなくふっくらと料亭のような炊き上がりに。 -
5段階食感炊き分け
→ やわらかめ〜かためまで、好みに合わせて食感の調整が可能。
全体として、ご泡火炊きは「お米の個性を楽しむ」ことに重点を置いた、多機能で細やかな炊き分けが特徴です。
いろんな銘柄米を楽しみたい方や、少量でも本格的に炊きたい方にはご泡火炊きがおすすめです。
■ 炎舞炊き(象印):家族の好みに合わせて進化する炊き分け
一方、炎舞炊きには、象印独自のユニークな炊き分け機能が搭載されています。
-
121通りの「我が家炊き」
→ 食べたごはんの「かたさ」や「粘り」の感想を入力することで、本体が炊き方を自動調整。
回数を重ねるごとに、家族好みの食感に進化していきます。 -
15通りの食感炊き分け「炊き分けセレクト」
→ お米のかたさやねばりを細かく設定可能。お好みにあわせたごはんが楽しめます。
つまり、炎舞炊きは「家族の好みに合わせて、自動で育つ炊飯器」。
炊き方を覚えてくれるのが大きなポイントです。
自動調整で家族にぴったりのごはんを炊きたい方には炎舞炊きがおすすめです。
違い⑤:保温機能の違い
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
保温機能 | 極め保温(最大40時間)/高め保温(12時間) | おひつ保温(においや黄ばみを防ぐ) |
炎舞炊きとご泡火炊きの違い5つ目は、保温機能の違いです。
■ ご泡火炊き(タイガー):まるで木のおひつのような保温
ご泡火炊きは「おひつ保温」という独自の仕組みを採用しています。
-
ごはんが炊き上がった後、「ハリつやポンプ」や「温度センサー」が働き、ごはんの湿度を自動で調整。
-
これにより、ごはんの「におい」や「黄ばみ」を抑え、つややかな炊きたての状態を長く保てます。
まるで昔ながらの木製おひつに入れたような、しっとりふんわりした保温状態が続きます。
炊きたてのようなツヤとおいしさを長持ちさせたい方はご泡火炊きがおすすめです。
■ 炎舞炊き(象印):2種類から選べる高性能保温
象印の炎舞炊きには、目的に合わせて選べる2つの保温モードがあります。
-
【極め保温】(最大40時間)
→ 最適な温度でコントロールし、ごはんの乾燥や変色を防ぐ長時間保温モード。 -
【高め保温】(最大12時間)
→ 少し高めの温度で保つことで、ごはんのにおい発生を抑えるモード。
一般的には、炊飯後3時間もするとご飯がパサついてきますが、炎舞炊きなら翌日まで最大40時間ふっくら感をキープできます。
長時間の保温でもふっくら感を保ちたい方や、においが気になる方は炎舞炊きがぴったりです。
違い⑥スマホとの連携有無
比較ポイント | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
スマホ連携 | なし | 最上位モデルで対応(TIGER HOMEアプリ) |
炎舞炊きとご泡火炊きの違い6つ目は、スマホ連携機能有無の違いです。
「ご泡火炊き」には、シリーズの最上位モデル「土鍋ご泡火(ほうび)炊き JRX-G100/G060」でスマホ連携が出来る機能が付いています。
これにより、遠隔で外出先から炊飯予約時間の変更が可能できます。
予定よりも帰宅が早くなったり遅くなった時でも、炊飯予約時間の変更ができるので、自分のタイミングで炊きたてご飯が食べられます。
また、「見守り機能」を使えば、離れて暮らす家族の利用状況を把握することもできます。
高齢の親や、一人暮らしを始めた子どもなどの食事状況を確認できるのは安心できますね。
スマホ連携機能は炎舞炊きにはない機能なので、スマホで炊飯器を操作したい方はご泡火炊きの最上位モデルがおすすめです。
炎舞炊きかご泡火炊き、どっちがオススメ?
以上の違いを基に、どちらがおすすめかご紹介します。
炎舞炊き(象印)がおすすめの人
✔ もっちり・ふっくらしたご飯が好き
→ 激しい対流でお米をしっかりかき混ぜ、柔らかめで粘りのある炊き上がりになります。
「やわらかめが好み」「子どもが小さくて柔らかご飯が食べやすい」という方にも◎
✔ 冷めても美味しいご飯が欲しい
→ 甘みを引き出すプラチナコート+高い保温力で、翌日もふっくら。お弁当にもぴったり。
✔ 自分好みの炊き方にこだわりたい
→ 121通りの「我が家炊き」で、炊き加減を細かくカスタマイズ可能。家族みんなの好みに対応。
✔ 保温時間が長くても味を保ちたい
→ 最大40時間の「極め保温」で、炊きたての美味しさをしっかりキープ。
✔ 最新の加熱技術に惹かれる方
→ 6つのIHヒーターによる「3DローテーションIH構造」は特許技術。ハイテク感も魅力!
ご泡火炊き(タイガー)がおすすめの人
✔ 粒感をしっかり感じたい方
→ 泡で包み込みながら炊き上げることで、表面はしっかり、中はふっくら。おにぎりやお茶漬けが特においしく仕上がります。
✔ お米の銘柄や産地にこだわる方
→ 70種類の「銘柄炊き分け」+「産地炊き」で、それぞれの特徴を活かした炊き上がりが楽しめます。
✔ 少量でも美味しく炊きたい方
→ 「1合料亭炊き」なら、たった1合でもしっかり美味しい。ひとりごはんや夫婦二人のご家庭にも。
✔ 本物の土鍋で炊いたようなご飯が食べたい
→ 萬古焼の本土鍋は300℃の高火力&蓄熱性で、甘みと旨みをしっかり引き出します。
✔ ご飯の保温中のにおいや黄ばみが気になる方
→ 「おひつ保温」で、つやつやのごはんをキープ。お櫃で保存しているような自然な美味しさ。
ご泡火炊きと炎舞炊きをおトクに購入する方法は?
ご泡火炊きと炎舞炊きは、高いと10万円を超えるモデルもあります。
できるだけコスパ良く手に入る方法をご紹介します。
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象印の「炎舞炊き」やタイガーの「ご泡火炊き」は、自治体によってはふるさと納税の返礼品として取り扱われていることがあります。
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-
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まとめ|あなたにぴったりの炊飯器をお得に選ぼう
特徴 | 炎舞炊き(象印) | ご泡火炊き(タイガー) |
---|---|---|
食感 | もっちり・柔らかめ | 粒立ちしっかり・中はふっくら |
炊き分け機能 | カスタマイズ重視(121通り) | 銘柄ごとに最適化(70種類) |
保温 | 最大40時間対応・選べる保温 | 湿度コントロールで自然な保温 |
内釜 | ハイブリッド構造+プラチナコート | 本格萬古焼の土鍋 |
冷めたとき | お弁当にも◎、ふっくら維持 | おにぎり・お茶漬けに最適 |
象印の「炎舞炊き」とタイガーの「ご泡火炊き」は、どちらもそれぞれの魅力とこだわりが詰まった高性能炊飯器です。
● 甘みや粒感を大切にしたいならご泡火炊き
といったように、ご家庭の好みや使い方に合わせて選ぶのがポイントです。
さらに、ふるさと納税を使えば実質2,000円で手に入れることも可能ですし、楽天カードの新規入会特典やAmazonギフト券チャージを利用すれば、お得に購入できる方法もいろいろあります。
せっかくなら、性能にもお財布にも納得できる方法で、あなたの理想のごはん時間を叶えてくださいね。