この記事では、「パリパリキュー(PPC-11)」と「パリパリキューライト(PCL-35)」を徹底比較してご紹介しています。
まずは結論!2機種の特徴と違いをサッと把握できる早見表
パリパリキューライト(PCL-35)がおすすめの人は
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キッチンが狭くてコンパクトなモデルを使いたい
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1〜2人暮らしで毎日の生ごみ量が少ない
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本体価格と電気代を抑えたい
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軽いほうが扱いやすい
パリパリキュー(PPC-11)がおすすめの人は
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家族で使用して生ごみ量が多い
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しっかり乾燥して臭い残りを避けたい
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パワフルな処理能力を重視したい
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安定感ある据え置き型を使いたい
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助成金の対象になって安く買える可能性がある
以下で、それぞれの違いを項目ごとに詳しく解説していきます。
【比較表】パリパリキュー(PPC-11)とライト(PCL-35)の主な違いまとめ
| 比較項目 | パリパリキュー(PPC-11) | パリパリキューライト(PCL-35) |
| 本体サイズ | 大きめで安定感のある本体 (幅230×奥行270×高さ270mm) |
コンパクトで置きやすいサイズ (幅215×奥行215×高さ283mm) |
| 重さ | やや重め (約4.1kg) |
軽量で扱いやすい (約2.1kg) |
| 処理容量 | 2.8L(家族向け) | 2.0L(1〜2人向け) |
| 電気代 | 19円~52円 | 14円~30円 |
| 乾燥スピード | 乾燥しにくいもの:7時間30分~10時間40分 乾燥しやすいもの:4時間10分~5時間20分 |
乾燥しにくいもの:7時間10分~8時間40分 乾燥しやすいもの:3時間50分~5時間10分
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| 運転音 | 約36dB(動作音は普通) | 約36dB(同程度の静かさ) |
| 消耗品 | 水切りネットと脱臭フィルター | 水切りネットと脱臭フィルター |
| 設置性 | 広めのキッチン向き | 狭い場所にも収まりやすい丸型 |
| 価格帯 | 中〜高価格帯(高性能モデル) | 手に取りやすい価格帯 |
パリパリキュー(PPC-11)とライト(PCL-35)を徹底比較
ここからは、2つのモデルの違いをより具体的に深掘りしていきます。
サイズや電気代、使い勝手など、購入前に気になるポイントを順番にチェックしていきましょう。
① 見た目・サイズ・置きやすさの違い
| 項目 | パリパリキュー(PPC-11) | パリパリキューライト(PCL-35) |
| サイズ | 幅230×奥行270×高さ270mm | 幅215×奥行215×高さ283mm |
| 重さ | 約4.1kg | 約2.1kg |
パリパリキュー(PPC-11)はやや大きめで四角く、安定感のあるデザイン。
一方パリパリキューライト(PCL-35)は丸い筒状のスリムな本体で、賃貸キッチンや棚の上にも置きやすい省スペース設計です。
② 運転1回の電気代を比べてみた
| 項目 | パリパリキュー(PPC-11) | パリパリキューライト(PCL-35) |
| 消費電力 | 300W | 150W |
電気代は運転モードによって変わりますが、パリパリキューライト(PCL-35)のほうが省エネ傾向です。
公式HPでの試算によると、パリパリキュー(PPC-11)は19円~52円、パリパリキューライト(PCL-35)14円~30円かかるとされています。
毎日使う家庭では、月の電気代に差が出ることもあります。
③ 入れられる量の差はどれくらい?容量比較
| 項目 | パリパリキュー(PPC-11) | パリパリキューライト(PCL-35) |
| 最大処理容量 | 2.8L | 2.0L |
パリパリキュー(PPC-11)は一度に入る量が多く、家族の生ごみをまとめて処理できます。
パリパリキューライト(PCL-35)はコンパクトな分、2人暮らし以下にちょうどいい容量です。
④ 乾燥にかかる時間の違い
| 項目 | パリパリキュー(PPC-11) | パリパリキューライト(PCL-35) |
| 乾燥スピード | 乾燥しにくいもの:7時間30分~10時間40分 乾燥しやすいもの:4時間10分~5時間20分 |
乾燥しにくいもの:7時間10分~8時間40分
乾燥しやすいもの:3時間50分~5時間10分 |
パリパリキュー(PPC-11)は容量が多い分時間がかかっているように見えますが、容量で比べるとパリパリキューライト(PCL-35)とそれほど処理時間に違いはありません。
処理時間で比較するよりも、どれだけの量を処理したいかで判断した方が良さそうです。
⑤ 運転音の静かさはどっちが上?
| 項目 | パリパリキュー(PPC-11) | パリパリキューライト(PCL-35) |
| 運転音 | 約36db | 約36db |
パリパリキュー(PPC-11)とパリパリキューライト(PCL-35)を運転音で比較すると、どちらも約36㏈と違いがないことが分かりました。
どちらの機種も、夜間運転を想定している家庭に人気です。
⑥ 使う消耗品とコストの違い
どちらも水切りネットと脱臭フィルターの交換が必要です。
水切りネットは市販品を使えますが、脱臭フィルターは4~9か月に一回交換を推奨されています。
公式サイトで購入できる脱臭フィルターの金額では、パリパリキュー(PPC-11)の方が高く、消耗品のコストはパリパリキューライト(PCL-35)の方が少し安いと言えます。
⑦ フタの開け方・バスケットの取り出しやすさの違い
パリパリキューライト(PCL-35)はフタが本体と分離する設計になっています。
パリパリキュー(PPC‑11)は上開き式で、本体と離れません。
⑧ 本体価格とランニングコストの比較
パリパリキューライト(PCL-35)のほうが価格が抑えめで導入しやすいモデル。
一方パリパリキュー(PPC‑11)はパワーと機能重視の価格帯です。
しかし、自治体によっては購入に対する助成金が出る場合があるため、お住いの自治体で確認すると、パリパリキュー(PPC‑11)が安く手に入る可能性もありますよ。
口コミで分かるリアルな使い勝手
実際に使った人の声は、スペック比較では見えない“本当の使い心地”を知る大きな手がかりになります。
ここでは、それぞれのモデルの良い点・気になる点を口コミから整理して紹介します。
商品リンクより、更にたくさんの実際の口コミをチェックできます。
パリパリキューライト(PCL-35)の評判・レビューまとめ
良い口コミ
・音が静かで夜でも気にならない
・サイズが小さくて置きやすい
・電気代が安い
気になる口コミ
・容量が少ないと感じる人も
・乾燥時間がやや長め
パリパリキュー(PPC-11)の評判・レビューまとめ
良い口コミ
・しっかり乾燥してにおいが消える
・家族分のゴミをまとめて処理できる
気になる口コミ
・サイズが大きめで置き場所を選ぶ
・運転音が少し気になる場合も
どっちを選ぶべき?購入前によくある疑問Q&A
購入前に多くの人が気になるポイントを、Q&A形式でまとめました。
助成金や消耗品、使い方の注意点など、知っておくと安心できる情報をチェックしていきましょう。
助成金は使える?適用条件は?
自治体によっては生ごみ処理機の購入補助金が利用できます。
購入前にお住まいの地域の制度をチェックしましょう。
市販の水切りネットは代用できる?
パリパリキュー(PPC‑11)、パリパリキューライト(PCL-35)どちらの機種も、付属のネットと同様の素材・サイズであれば代用が可能です。
不織布の水切りネットでは乾燥効率が悪くなるため、購入時付属のネットと同じPE(ポリエチレン)素材を使用が推奨です。
入れてはいけない食品ゴミはある?
みかんや柑橘類の皮を大量に入れることはできません。
小麦粉などの粉類や、油を入れることもできませんので注意が必要です。
また、油等を含んだキッチンペーパーやティッシュ、布類もNGなので注意しましょう。
においは出ない?使用時の注意点
生ごみを入れすぎるとにおいが残る場合があります。適量を守りましょう。
寿命はどれくらい?壊れやすさは?
どちらも正しく使えば数年は問題なく使用でき、消耗品の交換で長持ちします。
まとめ|2機種の違いとおすすめの選び方
パリパリキュー(PPC-11)とパリパリキューライト(PCL-35)は、どちらも家庭での生ごみ処理を大幅にラクにしてくれる便利なアイテムです。
しかし、性能・サイズ・電気代・容量など、実際には大きな違いがあります。
PPC-11はパワフルで処理量が多く、家族向け。
PCL-35は軽量で省スペース、少人数世帯に最適。
というのが、この記事全体を通して分かった大きなポイントです。
違いの要点をまとめると…
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サイズ・重さ
→ PPC-11はしっかりしたサイズ、PCL-35は置きやすく扱いやすい -
容量
→ PPC-11は2.8Lで家族向け、PCL-35は2人暮らしにちょうど良い2.0L -
電気代
→ PCL-35の方が省エネ(1回あたり14〜30円) -
乾燥時間
→ 処理にかかる時間は大きく変わらず、量による差が大きい -
運転音
→ どちらも約36dBで夜間使用もしやすい -
消耗品のコスト
→ PCL-35の方がやや安い -
価格帯
→ PPC-11は高機能・高価格、PCL-35はリーズナブル -
設置性
→ PCL-35は丸型で狭いキッチンでも置きやすい
結論:それぞれのおすすめの人は?
パリパリキューライト(PCL-35)がおすすめの人
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キッチンが狭くてコンパクトなモデルを使いたい
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1〜2人暮らしで毎日の生ごみ量が少ない
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本体価格と電気代を抑えたい
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軽いほうが扱いやすい
パリパリキュー(PPC-11)がおすすめの人
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家族で使用して生ごみ量が多い
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しっかり乾燥して臭い残りを避けたい
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パワフルな処理能力を重視したい
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安定感ある据え置き型を使いたい
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助成金の対象になって安く買える可能性がある
両モデルとも、生ごみのにおいや量に悩んでいる人には大きな味方になります。
あなたの生活スタイル・予算・キッチンスペースに合わせて選べば、どちらを買っても高い満足度が期待できますよ。
