パナソニックの人気スチームオーブンレンジ「ビストロ」シリーズは、多機能で使いやすいことで人気があります。
その中でも特に注目されているのが、NE-BS9CとNE-BS8Cの2モデルです。
どちらも魅力的な機能を備えていますが、機種ごとの違いを把握しておかないと、購入後に「思っていたのと違った」となる可能性も。
この記事では、NE-BS9CとNE-BS8Cの違いを初心者の方にも分かりやすく、丁寧に比較してご紹介します。
選び方に迷っている方の参考になれば幸いです。
NE-BS9CとNE-BS8Cの違いを比較表でチェック!
まずは、NE-BS9CとNE-BS8Cの主な違いを項目ごとの表にまとめました。
NE-BS9C | NE-BS8C | |
おまかせグリル | 〇 | ✖ |
加熱方式 | 大火力極め焼きヒーター | 大火力平面ヒーター |
センサー | 高精細64眼スピードセンサー | スイングサーチ赤外線センサー |
2品同時あたため | 〇 | ✖ |
凍ったままパスタ | 〇 | ✖ |
自動メニュー数 | 126 | 95 |
取扱掲載レシピ数 | 215 | 181 |
サイズ | 幅494mm 奥行435mm 高さ370mm |
幅494mm 奥行445mm 高さ370mm |
重量 | 約19.9kg | 約19.6kg |
価格 (公式) |
99,000円 | 76,230円 |
比較すると、以下の違いがあることが分かりました。
- おまかせグリル機能の違い
- グリル機能の違い
- センサー性能の違い
- 2品同時あたため機能の違い
- 凍ったままパスタ機能の違い
- 自動メニュー数とレシピ数の違い
- サイズの違い
- 価格の違い
ひとつずつ詳しくご紹介します。
おまかせグリルが使えるのはNE-BS9Cだけ
NE-BS9Cには「おまかせグリル」機能が搭載されています。
これは、食材の種類や分量に合わせて、自動で加熱時間と温度をコントロールしてくれる機能です。
グリル料理に不慣れな方でも、食材をセットしてボタンを押すだけで、美味しく仕上げることができます。
肉や魚を焼くときも、途中で開けて焼き加減を確認する必要がなく、時短調理にも役立ちます。
一方、NE-BS8Cにはこの「おまかせグリル」機能は搭載されていません。
そのため、グリル料理の自動化にこだわりたい方や、調理の手間をさらに減らしたい方にはNE-BS9Cの方がおすすめです。
▼NE-BS9Cの価格をチェックしたい方は、下記のリンクから楽天・Amazonで比較できます。
加熱ヒーターの種類に違いあり
NE-BS9Cは「大火力極め焼きヒーター」を搭載しており、食材の表面を一気に高温で焼き上げることで、香ばしく仕上げることができます。
これは、例えばトーストやグラタンなど、表面に焼き色をつけたい料理にぴったりの仕様です。
短時間でしっかりと焼き目をつけることができ、仕上がりに差が出ます。
一方のNE-BS8Cは、「大火力平面ヒーター」を採用しており、熱の伝わり方が比較的均一です。
加熱性能は高く、日常使いには十分ですが、NE-BS9Cに比べると香ばしさや焼き色のつき方にはわずかな違いがあります。
パンやお菓子づくりをよくする方や、見た目にもこだわりたい方には、NE-BS9Cの加熱性能が魅力的に感じられるでしょう。
センサー性能はNE-BS9Cが上位モデル
NE-BS9Cには「高精細・64眼スピードセンサー」が搭載されています。
このセンサーは、庫内の食材の位置や温度を高精度で把握し、加熱ムラの少ない仕上がりを実現。
特に複数の食材を一度に温めるときや、均一な温度が求められる料理に効果を発揮します。
また、冷凍食品のように内部までしっかり温める必要がある場合でも、センサーが自動で調整してくれるため、安心して使えます。
一方のNE-BS8Cには「スイングサーチ赤外線センサー」が搭載されています。
こちらも赤外線で食材の表面温度をチェックしながら加熱する便利な機能ですが、検知の精度やスピードにおいてはNE-BS9Cに一歩及ばずといった印象です。
とはいえ、日常的な温めや解凍には十分な性能を持っており、「少しの誤差は気にしない」という方には大きな問題にはなりません。
同時に2品温めたいならNE-BS9C
忙しい朝や、家族分の料理を一度に準備したいときに便利なのが「2品同時あたため」機能です。
NE-BS9Cでは、上下段に別々の料理を置いても、それぞれに適した温度・時間で同時に温めることができます。
これにより、例えばごはんとおかず、主菜と副菜といった組み合わせも手間なく時短で準備可能です。
NE-BS8Cにはこの同時温め機能は搭載されていません。
そのため、2品以上の加熱をする際は、順番に温める必要があり、時間がかかる場面も。
時短を重視するご家庭や共働き世帯などには、NE-BS9Cの利便性が際立ちます。
凍ったパスタの加熱はNE-BS9Cが対応
NE-BS9Cに搭載されている「凍ったままパスタ」機能は、冷凍保存しておいたパスタを解凍なしでそのまま温められる便利な機能です。
パスタの中心まで均一に加熱され、麺がベタついたり、端だけ熱くなるといった失敗も減少。
忙しい平日のランチや、お腹が空いた深夜の軽食としても大活躍です。
冷凍パスタをストックしておけば、レンジに入れてボタンを押すだけで、手軽に一皿完成します。
NE-BS8Cにはこの「凍ったままパスタ」対応メニューは含まれておらず、冷凍食品は基本的に手動設定で加熱することになります。
調理の手軽さや時間効率を求める方には、NE-BS9Cの優位性が際立ちます。
▼冷凍パスタ派に人気のNE-BS9C、今の価格を確認してみる
搭載メニュー数はNE-BS9Cが豊富
料理のレパートリーを増やしたい方にとって、内蔵メニュー数の多さは大きな魅力です。
NE-BS9Cは自動メニュー数が非常に豊富で、和洋中問わず多彩な料理に対応しているため、毎日の献立に迷ったときにも活躍します。
また、レシピ通りの操作で簡単に本格的な料理が作れるため、料理初心者から共働きの家庭、子育て中のママまで、幅広い層に人気があります。
例えば、焼き魚や煮物、揚げ物風メニューのほか、発酵機能を使ったパンやヨーグルトなどのヘルシー料理もメニューに含まれています。
健康志向の方や、調理の幅を広げたい方にはNE-BS9Cの方が適していると言えるでしょう。
一方のNE-BS8Cにも自動メニューは搭載されていますが、種類はやや控えめです。
基本的な加熱・温め・解凍などの用途には十分対応しているため、必要最小限の調理で問題ない方にはNE-BS8Cでも満足できる内容になっています。
サイズと重さは少しだけ違う
NE-BS9CとNE-BS8Cのサイズと重量の違いは以下の通りです。
NE-BS9C | NE-BS8C | |
サイズ | 幅494mm 奥行435mm 高さ370mm |
幅494mm 奥行445mm 高さ370mm |
重量 | 約19.9kg | 約19.6kg |
NE-BS9Cは0.3kg重量が重いですが、奥行きが10㎜短くなっています。
サイズと重量の差はわずかですが、特に奥行きが気になる方は設置前にサイズ確認が必要です。
購入前に設置スペースは問題ないかチェックしましょう。
購入コストを抑えるならNE-BS8C
NE-BS8Cは、価格を重視する方にとって非常に魅力的なモデルです。
販売価格はNE-BS9Cに比べておおよそ2万円ほど安く、家計への負担を抑えながらもビストロシリーズの良さを実感できます。
「高機能すぎても使いこなせるか心配」「予算内でできるだけ良いものを選びたい」という方にはぴったりの選択肢。
普段の温め・解凍をはじめとする基本的な使い方には十分対応しており、必要な機能をしっかり押さえたバランスの良いモデルです。
NE-BS9Cに比べて一部機能は省かれていますが、その分シンプルで操作もしやすいため、家電が苦手な方や高齢者の方にも向いています。
コストパフォーマンスを重視したい方には、NE-BS8Cは非常におすすめです。
NE-BS9CとNE-BS8Cの共通機能まとめ
どちらのモデルにも、便利で実用的な共通機能が豊富に搭載されています。
毎日の調理を支える頼れる機能ばかりで、どちらを選んでも満足できる構成となっています。
両モデルともスチーム機能を搭載
NE-BS9CもNE-BS8Cも、「スチーム機能」に対応しています。
この機能を使えば、加熱中にスチームを庫内に放出し、外は香ばしく中はしっとり・ふっくらとした絶妙な仕上がりが実現。
焼き魚や肉料理、蒸し野菜など、家庭の定番メニューの完成度がグンとアップします。
また、スチームによって食品の乾燥を防ぐため、温め直しにも効果的。
パンやご飯もふっくらよみがえり、美味しく食べられます。
急いで温めるときはスピード機能が便利
両機種とも搭載されている「お急ぎあたため」機能は、忙しい時間帯に非常に助かります。
通常の温めよりも短時間で素早く加熱できるため、朝のバタバタした時間や帰宅後すぐに食事を用意したいときにぴったり。
時間が限られている中でも、家族全員の食事を効率よく温められるので、共働き家庭や子育て世帯からも好評です。
1つのボウルで簡単調理「ワンボウルメニュー」
NE-BS9C・BS8C共通の「ワンボウルメニュー」は、耐熱ボウル1つでメインのおかずが手軽に作れる人気の機能です。
カットした材料と調味料をボウルに入れて加熱するだけで完成するため、洗い物の手間も大幅に減ります。
煮物や丼ぶりの具、スープなど、レパートリーも豊富で、料理初心者の方でも失敗しにくいのがポイントです。
忙しい日でもサッと準備できて、時間も水も節約できるので、日々の時短調理に最適です。
操作はどちらもダイヤル&ボタン式
NE-BS9CとNE-BS8Cの操作部は、どちらもダイヤルと物理ボタンの組み合わせ。
パネルを見ながらくるくる回して選択し、ボタンで決定するだけなので、直感的に使えます。
タッチパネル式の操作が苦手な方や、ご年配の方でも扱いやすく、家族みんなで使いやすい設計になっています。
また、誤操作が少なくて済むのもメリットで、毎日の調理に安心して使えるのも嬉しいポイントです。
どっちを選ぶ?NE-BS9CとNE-BS8Cおすすめはこれ!
NE-BS9Cは、多彩な自動調理メニューや高性能センサー、おまかせグリルなどの先進機能が満載で、調理の時短と美味しさの両立を叶えます。
共働き世帯や育児中の家庭、料理が趣味の方にとっても、頼もしい相棒となることでしょう。
一方でNE-BS8Cは、価格をできるだけ抑えつつ、日常使いに必要な機能がしっかり備わっているモデルを探している方には最適な選択肢です。
価格と性能のバランスが取れており、「とりあえずビストロシリーズを使ってみたい」「レンジは主に温め用」といったライトユーザーにも支持されています。
操作もシンプルなので、年配の方や電子レンジに慣れていない方でも扱いやすいでしょう。
用途やライフスタイル、設置スペース、予算に応じて自分に合ったモデルを選ぶことが満足度の高い買い物につながります。
まずはどんなシーンで使いたいのかを具体的にイメージしながら、NE-BS9CとNE-BS8Cを比較検討してみてください。
▼迷ったときは価格チェックも大事!最新の在庫状況・価格はこちらからどうぞ。
>>>NE-BS9C
よくある質問:NE-BS9C・NE-BS8Cに関する疑問を解決!
旧モデルとの主な違いは?
NE-BS9Cは、前モデルであるBS9Bの後継モデルとして登場。
最大の進化ポイントは、加熱性能とセンサーの精度がさらに向上していることです。
特にグリル機能においては、「おまかせグリル」などの便利機能が新たに加わり、より快適な調理が可能になっています。
全体的に操作性も向上しており、細かな進化が実感できる一台となっています。
NE-BS9Cのリアルな口コミは?
実際にNE-BS9Cを使用しているユーザーからは、「グリル調理がとにかく楽になった」「冷凍ご飯の温めでもムラがない」「ボタン操作が分かりやすく使いやすい」といった好意的な声が多く寄せられています。
特に共働き家庭や忙しい子育て世帯からの評価が高く、「買ってよかった!」というレビューが目立ちます。
高機能なレンジを探していた方にとって、満足度の高い選択肢です。
NE-BS8Cの口コミもチェック
NE-BS8Cのユーザーからは、「リーズナブルな価格のわりに性能が高い」「温めや解凍など基本的な機能が十分に使える」といった評価が多く見られます。
ビストロシリーズの入門機として選ばれており、「初めてのスチームオーブンとしてちょうどよい」という声も。
コストを抑えつつ、便利な機能を試してみたい方にとって満足度の高いモデルとなっています。
取扱説明書はどこで手に入る?
NE-BS9C・BS8Cともに、取扱説明書はパナソニックの公式サイトでPDF形式で公開されています。
購入前に具体的な操作方法や仕様を確認しておきたい方は、事前にダウンロードしてチェックしておくと安心です。
スマートフォンやタブレットでも閲覧可能なので、紙の説明書を失くしてしまった場合でもすぐに確認できます。
レシピブックやメニュー集はある?
どちらのモデルにも、料理の幅を広げられるレシピブックが付属しています。
さらに、パナソニックの公式サイトやレシピ特化のWebページでは、専用メニューや活用術が多数紹介されており、季節ごとのおすすめレシピも随時更新中。
料理初心者でも迷わず作れる工夫がされており、「何を作ろうかな?」と悩んだときの強い味方になります。
NE-BS9C・BS8Cの発売日はいつ?
どちらのモデルも2023年に発売された最新シリーズ。
家電量販店やネットショップによって価格にばらつきがあるため、購入タイミングやセール情報をこまめにチェックするのがポイントです。
人気モデルのため在庫状況にも波があり、キャンペーン時期には早めの購入がおすすめです。
【まとめ】NE-BS9CとNE-BS8Cの違いをわかりやすく解説
NE-BS9Cは、最先端の調理機能を多数搭載したハイスペックモデルです。
おまかせグリルや凍ったままパスタ機能、高精細センサーなど、利便性と完成度を追求した仕様が詰め込まれています。
忙しい毎日の中でも、手間をかけずに美味しい料理を作りたい方には非常に頼りになる1台です。
料理のバリエーションを広げたい方や、家族の食事をもっと豊かにしたい方にもぴったり。
一方、NE-BS8Cは価格と性能のバランスが取れた、コスパ重視の方におすすめです。
必要十分な基本機能をしっかり備えており、温めや解凍といった日常の使用にはまったく問題ありません。
初めてビストロシリーズを使う方や、複雑な機能をあまり必要としない方にもおすすめ。
「手頃な価格で安心して使えるレンジが欲しい」というニーズにしっかり応えてくれます。
どちらのモデルも、パナソニックらしい丁寧な作りと使いやすさが魅力です。
家族構成や調理スタイル、設置スペースや予算などを踏まえて選べば、購入後の満足度も高まります。
どんな料理をしたいか、どれだけの手軽さを求めるかをじっくり考えながら、自分にぴったりのビストロを見つけてください。