冬になると気になるのが「乾燥」。
肌のカサつきや喉のイガイガ、子どもの風邪対策にも加湿器は欠かせませんよね。
そんな中、象印のスチーム式加湿器は「清潔で使いやすい」と人気があります。
特にEE-RS50とEE-RS35はよく比較されるモデルですが、実際どんな違いがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと、EE-RS50とEE-RS35の大きな違いはタンク容量です。
タンク容量が多いEE-RS50は、広い部屋を十分に加湿することができ、リビングなどでの使用にピッタリです。
EE-RS35はEE-RS50に比べてタンク容量が少ない分価格は安くなっており、子ども部屋などで使用する際に選ばれています。
本記事では、スペックや口コミをもとに、両モデルを更に分かりやすく解説していきます。
▼広いリビングにはタンク容量3LのEE-RS50
EE-RS50とEE-RS35の基本情報
まずは、それぞれのモデルの基本スペックをチェックしてみましょう。
品番 | EE-RS50 | EE-RS35 |
価格(楽天/2025年9月19日調べ) | 39266円~44618円 | 29211円~33875円 |
容量 | 3L | 2.2L |
消費電力(湯沸かし立ち上げ時) | 985W | 985W |
消費電力(加湿時) | 410W | 305W |
定格加湿能力 | 480mL/h | 350mL/h |
適用床面積の目安(木造和室) | ~8畳(13㎡) | ~6畳(10㎡) |
適用床面積の目安(プレハブ洋室) | ~13畳(22㎡) | ~10畳(16㎡) |
連続加湿時間(強) | 6時間 | 6時間 |
連続加湿時間(中) | 24時間 | 27時間 |
連続加湿時間(弱) | 32時間 | 32時間 |
外形寸法 幅×奥行×高さ | 約24cm×26cm×31.5cm | 約24cm×26cm×27.5cm |
本体質量 | 約2.4kg | 約2.3kg |
どちらもスチーム式で、沸騰させた蒸気を放出する仕組みなので、衛生的に加湿できるのが特徴です。
- EE-RS50:加湿量が多めで、広い部屋に向いている
- EE-RS35:コンパクトで、寝室や子ども部屋にちょうどいいサイズ
どちらも「ポット型デザイン」で、シンプルかつ手入れしやすいのが嬉しいポイントです。
EE-RS50とEE-RS35の違いを徹底比較
ここではEE-RS50とEE-RS35の違いを詳しくチェックしていきましょう。
違い①:加湿能力と適用床面積
EE-RS50とEE-RS35は、加湿能力と適用床面積に違いがあります。
品番 | EE-RS50 | EE-RS35 |
定格加湿能力 | 480mL/h | 350mL/h |
適用床面積の目安(木造和室) | ~8畳(13㎡) | ~6畳(10㎡) |
適用床面積の目安(プレハブ洋室) | ~13畳(22㎡) | ~10畳(16㎡) |
これらの違いにより以下のようなことが言えます。
違い②タンク容量
EE-RS50とEE-RS35はタンクの容量が以下のように異なっています。
品番 | EE-RS50 | EE-RS35 |
容量 | 3L | 2.2L |
タンク容量の違いにより、以下のようなことが言えます。
違い③:サイズと重さ
EE-RS50とEE-RS35は、サイズと重さに若干違いがあります。
品番 | EE-RS50 | EE-RS35 |
外形寸法 幅×奥行×高さ | 約24cm×26cm×31.5cm | 約24cm×26cm×27.5cm |
本体質量 | 約2.4kg | 約2.3kg |
幅と奥行きは同じですが、EE-RS50の方が高さが4cm高くなっています。
本体の重さはほぼ同じですが、水を満タン入れた状態ではEE-RS50の方がタンク容量が多い分当然重くなります。
持ち運びを考えると、EE-RS35の方がコンパクトで軽く、便利です。
違い④:価格帯
EE-RS50とEE-RS35の価格を楽天市場で調べたところ、以下のような違いがありました。
品番 | EE-RS50 | EE-RS35 |
価格(楽天/2025年9月19日調べ) | 39266円~44618円 | 29211円~33875円 |
タンク容量が多いため加湿能力が高く、適用床面積が広いEE-RS50の方がやや高い価格帯となっています。
利用シーン別のおすすめ
EE-RS50とEE-RS35の違いが分かったところで、おすすめの利用シーンをご紹介します。
EE-RS50のおすすめ利用シーン
EE-RS50とEE-RS35を比べた場合、タンク容量が多いこと、加湿能力が高いこと、適用床面積が広いことがメリットです。
寝室や子供部屋より広いリビングでの使用を考えている方や、一晩中給水なしで使いたい方はEE-RS50を選ぶことをおすすめします。
- リビングで使いたい → EE-RS50
- 一晩中給水なしで使いたい → EE-RS50
EE-RS35のおすすめ利用シーン
EE-RS35はEE-RS50に比べてタンク容量が少ないですが、サイズがコンパクトで持ち運びに便利なことや、価格がEE-RS50よりも安く手に入ることがメリットです。
お家の中でも、寝室や子供部屋で使用したい場合には、EE-RS50よりも持ち運びやすくておすすめです。
- 寝室や子ども部屋に置きたい → EE-RS35
- 手軽に持ち運びたい → EE-RS35
各モデルの口コミと評価
ここではEE-RS50とEE-RS35それぞれの口コミを確認できます。
実際に使用している人の声はとても参考になりますよ。
EE-RS50の口コミ
良い点
- 「フィルターがなくて清潔」
- 「お手入れが簡単」
気になる点
- 「立ち上がりの稼働音が大きい」
- 「電気代が少し気になる」
EE-RS35の口コミ
良い点
- 「フィルターがなくて清潔」
- 「シンプル操作で高齢の親でも使いやすい」
気になる点
- 「容量が多い方を買えば良かったと少し後悔」
- 「広い部屋にはパワー不足」
選び方のポイントとおすすめ
EE-RS50とEE-RS35を選ぶときは、次の3つを基準にするとわかりやすいです。
- 部屋の広さに合っているか
- 給水頻度を減らしたいかどうか
- 設置場所や持ち運びやすさを重視するか
- 広いリビングやワンルームでしっかり使いたいなら EE-RS50
- コンパクトさと手軽さを求めるなら EE-RS35
まとめ
象印スチーム式加湿器のEE-RS50とEE-RS35は、どちらも「衛生的で簡単に使える」点では共通していますが、違いは 部屋の広さとタンク容量 にあります。
リビングなど広めの部屋ならEE-RS50、寝室や子ども部屋など個室ならEE-RS35がピッタリです。
ご家庭の使い方や部屋のサイズに合わせて選べば、冬の乾燥対策も安心して乗り切れますよ。