この記事では、エラストマー製のまな板のメリット・デメリット、安全性や実際の口コミを調べてまとめています。
エラストマー製のまな板、最近じわじわと人気が出てきていますよね。
軽くて扱いやすく、キッチンのアクセントになるカラー展開も豊富でSNSでもよく見かけます。
しかし、実際に購入するとなると
- そもそもエラストマー製ってどんなメリットやデメリットがあるの?
- エラストマー製まな板の安全性は大丈夫?
- 本当に使い勝手がいいの?
と、気になるママも多いのではないでしょうか?
本文では、エラストマー製まな板のメリット・デメリットはもちろん、安全性や口コミまで、わかりやすくご紹介します。
そもそも、エラストマー製まな板ってどんなもの?
まずは「エラストマー」って何?というところからご紹介しますね。
エラストマーとは、ゴムのような弾力と柔らかさを持つ合成樹脂の一種です。
プラスチックよりも柔らかく、ゴムよりも耐久性があり、まな板以外にもキッチン用品やベビー用品に使われる素材です。
エラストマー製まな板は、その柔らかさと軽さ、使い勝手の良さから注目を集めています。
※「ゴム製まな板」と呼ばれるものの多くが、実はこのエラストマー素材で作られていることが多く、同じものとして扱われることもあります。
エラストマーとシリコンの違いは?
まな板によく使われる素材に「シリコン」もありますが、エラストマーとは少し違います。
項目 | エラストマー | シリコン |
---|---|---|
柔らかさ | ○ | ◎(やや柔らかい) |
耐熱性 | △(100〜120℃) | ◎(200℃以上) |
弾力 | ◎ | ○ |
重さ | 軽い | やや重い |
傷のつきにくさ | △ | ○ |
エラストマーは軽くて扱いやすく、包丁あたりもやさしいのが魅力です。
一方、シリコンは耐熱性が高いので熱湯消毒や電子レンジ向き、くるっと丸めて食洗器へ入れることができる商品が多いです。
目的に応じて選びましょう。
エラストマー製まな板のメリット5選!
エラストマー製のまな板の代表的なメリット5つ、
ひとつずつご紹介します。
メリット①:軽くて扱いやすい
エラストマー製のまな板は、通常のゴム製のまな板に比べると軽くて扱いやすいものが多いです。
軽いので、洗うときや収納時もラクラクな上、お子さんのお手伝い用にもぴったりです。
メリット②:柔らかい素材で包丁にやさしい
エラストマー製のまな板は包丁の刃あたりがやわらかく、刃こぼれしにくいという声も多いです。
長く包丁を使いたい方にはうれしいポイントですね。
メリット③:すべりにくく、安定感がある
エラストマー製のまな板は、素材のグリップ力が高いという特徴があります。
調理中にまな板が動きにくいのも安心です。
メリット④:おしゃれなデザインが多い
エラストマー製のまな板には、モノトーンやニュアンスカラーなどキッチンに馴染みやすい色展開が豊富です。
見た目重視派のママにも人気です。
メリット⑤:コンパクトで収納しやすい
エラストマー製まな板は薄型のものが多く、ちょっとした隙間にもスッと収納できます。
複数の色で使い分けしやすいのも便利です!
エラストマー製まな板のデメリット3選(ゴム製まな板と共通の注意点)
エラストマーまな板は「ゴム製まな板」とほぼ同じ素材ですが、実際に使ってみると「傷がつきやすい」「熱に弱い」など気になる点も見受けられます。
ここでは、口コミでもよく見かける「エラストマーまな板のデメリット」以下の3つを詳しく解説します。
ひとつずつご紹介します。
デメリット①:切り跡がつきやすい
エラストマー製まな板は柔らかい素材のため、どうしても包丁の跡がつきやすくなります。
衛生面が気になる方は漂白などでこまめにケアをすることが必要です。
デメリット②:食洗機・熱湯に対応していないものも
エラストマーの耐熱温度は製品によって異なりますが、食洗機不可なタイプも多めです。
購入時は「耐熱温度○℃」などを必ずチェックしてくださいね。
デメリット③:長期間の使用で反りや変色が出ることも
エラストマー製まな板は、使い方によっては端が反ったり色移りする場合もあります。
これは消耗品として割り切って使うのが良いでしょう。
エラストマー製まな板の安全性は?赤ちゃんや子どもがいても大丈夫?
エラストマー製まな板は、使い心地やお手入れのしやすさだけでなく「安全性」の面でも注目されています。
ここでは、素材の特徴や衛生面について詳しくご紹介します。
食品衛生法に適合した安心素材
多くのエラストマー製まな板は、日本の「食品衛生法」に適合した素材が使われています。
つまり、食材に直接触れても健康への影響が出ないことが確認されているということです。
赤ちゃんの離乳食づくりにも安心して使えるのはうれしいポイントです。
ただし、中には審査をしていない販売者もいるようなので、販売ページはよくチェックしておきましょう。
塩素系漂白剤が使えるから清潔を保てる
まな板は雑菌が繁殖しやすいアイテムですが、エラストマー製は塩素系の漂白剤が使えるものが多く、においや汚れもしっかり除菌できます。
カビやヌメリ対策にも強いので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心ですね。
加熱NGなので、火のそばには注意
注意したいのは、エラストマーは耐熱性がそこまで高くないことです。
多くの製品で耐熱温度が100〜120℃前後に設定されており、熱湯消毒はOKでも、電子レンジや食洗機はNGの場合があります。
火のそばに置きっぱなしにしないなど、基本的な使い方を守れば、安全性に問題はありません。
ゴム製まな板(エラストマー製)のおすすめは?
どれを選んだらいいか迷ったら、次のポイントをチェックしてみてください!
- 耐熱温度が100℃以上あるか(食洗機・熱湯消毒したい人向け)
- 色分けができるセットタイプ(衛生的に使いたい人に)
- サイズ・厚み(収納や使いやすさ重視)
SNSや口コミでの評判は?
実際に使っている方の声もチェックしてみましょう。
X(旧Twitter)には以下のような書き込みがありました。
ワイ、合成ゴムまな板(エラストマー)を使ってるんだけど凄く良いよ。前は木製まな板だったんだけどどうやっても傷からカビるんだよね。減りが少ない、包丁の痛みが少ない、傷が出来ても弾力でふさがるのてカビない。刃のアタリが良い。良いことだらけ。使い始めは少し滑るけど馴染むと良い感じ。 pic.twitter.com/1NCIdWp3Wl
— nojima@🐼はいらない (@nojimamatekich1) March 10, 2025

木製まな板のカビに困っている方ならエラストマー製も一度使ってみる価値がありそうですね。
最近購入したキッチン用品で一番良かったのはエラストマーの黒い半円(D型)まな板。
包丁の刃の跡がつかない、包丁の当たりが柔らかい、そのまま食器として使えるという宣伝文句に半信半疑だったけど全部その通りだった。
食器にはしてないけどしたくなるくらいデザイン的にきれい。— mugi (@mugi_mugio) May 8, 2025

かまぼこ型(D型)は、デザインで選ぶ方も多いですね。
楽天市場でランキング1位のショップに寄せられていた意見には、
- 包丁のあとがあまり付かない
- おしゃれ・キッチンに置いておくだけでもかわいい
- 滑りにくい・キッチンのワークトップによっては少し滑る
などが確認できました。
実際の口コミを是非参考にして、購入の判断をしてくださいね。
エラストマー製のまな板はこんな人におすすめ!
エラストマー製まな板のメリット・デメリット、口コミから、こんな方にぴったりと言えます。
まとめ|エラストマー製まな板は、見た目も機能性も◎
エラストマー製まな板は、「軽い」「やわらかい」「おしゃれ」「すべりにくい」など、毎日の調理がちょっとラクになる要素がたっぷり詰まっています。
もちろん、熱に弱かったり、切り跡がつきやすかったりとデメリットもありますが、使い方やお手入れ次第で十分カバーできます。
何より、食品衛生法に適合した安心素材という点も、家族の健康を守るママにとっては大きな安心ポイント。
まな板を新調しようかな?と思っている方は、ぜひ一度エラストマー製もチェックしてみてくださいね。