シャープの加湿空気清浄機を調べていると、必ず目に入るのが 「KI-UX70」と「KI-TX70」。
見た目もスペックもそっくりで、どちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
実はこの2つ、空気清浄や加湿の性能は同じ。
違うのは「素材・消費電力・発売時期と価格」だけなんです。
結論からお伝えすると…
-
最新モデルで環境配慮や省エネを重視するなら → KI-UX70
-
価格重視で型落ちでも十分なら → KI-TX70
本記事では、両モデルの違いを詳しく比較し、あなたに合った選び方を分かりやすく解説します。
「新しいモデルが良いのか?」「安くてレビュー豊富な型落ちを選ぶべきか?」で迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
KI-UX70とKI-TX70の主な違い
ここからは具体的な仕様や特徴の違いを詳しく見ていきましょう。各項目ごとに比較すると、自分にぴったりのモデルが見つけやすくなります。
KI-UX70とKI-TX70のスペック比較表
まずは2つのモデルを数字や仕様で比べて、違いを一目でわかるようにまとめました。
違っているところを赤くマークしています。
自分に合うモデルを選びやすくなるので、ぜひ参考にしてください。
<スペック> | KI-UX70 | KI-TX70 |
浄化方式 | 「プラズマクラスターNEXT」空中浄化&フィルター浄化 |
「プラズマクラスターNEXT」空中浄化&フィルター浄化
|
プラズマクラスター適用床面積(目安) | 約16畳(約26m²) | 約16畳(約26m²) |
加湿方式 | 気化方式 | 気化方式 |
加湿量 | 最大 750mL/h | 最大 750mL/h |
水タンク容量 | 約3.2L | 約3.2L |
待機時消費電力(W) | 約0.8(約1.0) | 約0.9(約1.2) |
外形寸法(mm) | 幅395×奥行265×高さ650 | 幅395×奥行265×高さ650 |
質量(kg) | 約12 | 約12 |
電源コード長さ(m) | 約1.8 | 約1.8 |
フィルター
|
静電HEPAフィルター(交換目安:約10年) |
静電HEPAフィルター(交換目安:約10年)
|
ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年) |
ダブル脱臭フィルター(交換目安:約10年)
|
|
抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター |
抗菌・防カビホコリブロックプレフィルター
|
|
独自気流 | コアンダフロー | コアンダフロー |
センサー | ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 | ホコリ / ニオイ / 湿度 / 温度 / 照度 |
モニター | 微小粒子 / ハウスダスト / ニオイ / PM2.5濃度デジタル表示(目安)/ きれいモニター / デジタル温度・湿度・電気代 |
微小粒子 / ハウスダスト / ニオイ / PM2.5濃度デジタル表示(目安)/ きれいモニター / デジタル温度・湿度・電気代
|
<空気清浄> | KI-UX70 | KI-TX70 |
空気清浄適用床面積(目安) | ~31畳(51m²) | ~31畳(51m²) |
清浄時間 | 8畳/9分 | 8畳/9分 |
モード | 強/中/静音 | 強/中/静音 |
風量(m³/分) | 強:7/中:4.7/静音:1.5 | 強:7/中:4.7/静音:1.5 |
消費電力(W)(50/60Hz) | 強:69/中:32/静音:6.4(5.8) | 強:69/中:32/静音:6.6(6.0) |
1時間あたりの電気代(円) | 強:約2.1/中:約0.99/静音:約0.20(約0.18) |
強:約2.1/中:約0.99/静音:約0.20(約0.18)
|
運転音(dB) | 強:51/中:45/静音:20 | 強:51/中:45/静音:20 |
<加湿空気清浄> | KI-UX70 | KI-TX70 |
空気清浄適用床面積(目安) | ~29畳(48m²) | ~29畳(48m²) |
清浄時間 | 8畳/10分 | 8畳/10分 |
加湿適用床面積(目安) | プレハブ洋室 ~21畳(35m²)/ 木造和室 ~12.5畳(21m²) |
プレハブ洋室 ~21畳(35m²)/ 木造和室 ~12.5畳(21m²)
|
モード | 強/中/静音 | 強/中/静音 |
風量(m³/分) | 強:6.3/中:4.7/静音:1.5 | 強:6.3/中:4.7/静音:1.5 |
消費電力(W)(50/60Hz) | 強:50/中:34/静音:7.0(6.4) | 強:50/中:34/静音:7.2(6.6) |
1時間あたりの電気代(円) | 強:約1.6/中:約1.1/静音:約0.22(約0.20) |
強:約1.6/中:約1.1/静音:約0.22(約0.20)
|
運転音(dB) | 強:48/中:45/静音:21 | 強:48/中:45/静音:21 |
加湿量(mL/h) | 強:750/中:600/静音:210 | 強:750/中:600/静音:210 |
再生プラスチック材の採用(環境配慮設計)
KI-UX70は2025年発売の新モデル。本体樹脂部品の20%以上に再生プラスチックを使った「環境配慮設計」が大きな特徴です。
一方、KI-TX70(2024年発売)は従来素材を使用。性能に影響はありませんが、環境意識の高い方にはUX70が魅力です。
消費電力のわずかな改善点
KI-UX70は静音運転時や待機時の消費電力が 0.1〜0.2W程度改善。ほんのわずかな差ですが、省エネを徹底したい方にはプラス要素です。
発売時期と在庫・レビュー数の違い
-
KI-TX70:2024年モデルでレビュー豊富、価格が安くなりやすい
-
KI-UX70:2025年発売の新モデルで在庫が安定、保証も新しい
シャープ製エアコン連携の有無
2025年発売の新モデルKI-UX70は、シャープ製のエアコンと連携し、空気清浄機の設置位置に応じてエアコンの風向・風量を自動で調節する機能があります。
これはKI-TX70にはない機能です。
シャープ製のエアコンを使用している方なら、KI-UX70とエアコンを連携して更にお部屋の空気を効率よく循環させることが可能となります。
共通する基本性能
ここからは、KI-UX70とKI-TX70の共通の機能についてご紹介していきます。
プラズマクラスターNEXTの搭載
両モデルともシャープ独自の「プラズマクラスターNEXT」を搭載。ウイルス・菌・ニオイ対策に強力です。
空気清浄・加湿性能の比較
-
適用床面積:31畳(空気清浄)
-
加湿量:約750mL/時(強運転時)
いずれも同一で、リビングなど広い部屋にも対応可能です。
フィルター構造と交換目安
-
集じんフィルター(約10年交換不要)
-
脱臭フィルター(約10年交換不要)
-
加湿フィルター(約10年交換不要)
基本構造は全く同じで、ランニングコストも同等です。
センサー機能とCOCORO AIR対応
ホコリ・ニオイ・湿度・温度センサーを搭載。AIサービス「COCORO AIR」で部屋の状態に合わせた運転も可能です。
価格とコスパの比較
発売直後の価格帯とセール時期の狙い目
-
KI-UX70は発売直後のため値下がり幅は小さいですが、長期保証や最新モデルの安心感があります。
-
KI-TX70は型落ちとなり、家電量販店やECサイトで安く買えるチャンスが多いです。
型落ちKI-TX70のメリット(安さ・レビュー豊富)
すでに多数の利用者レビューがあるので安心感があります。コスパ重視の方におすすめです。
新モデルKI-UX70のメリット(環境対応・長期利用向け)
再生プラスチック材を採用しているため、環境意識が高い方や長く使いたい方には魅力的です。
利用シーン別おすすめモデル
ここからは、どんなシーンや部屋で使うのにどちらのモデルが向いているかを具体的にご紹介します。自分の生活スタイルに合わせて参考にしてください。
環境や省エネを意識したい人 → KI-UX70
最新モデルで環境配慮型。長期目線で選びたい方におすすめ。
コスパ重視でお得に買いたい人 → KI-TX70
性能差はほとんどないため、価格が下がっているTX70は狙い目です。
長期使用前提でフィルター交換も考える人 → KI-UX70がおすすめ
最新モデルのほうがサポートや保証の面で安心です。
口コミ・評判の違い(実際の利用者の声)
ここでは実際に使った人の感想をモデル別に確認できます。良い点と注意点をチェックして、自分に合った機種を選ぶ参考にしてください。
KI-UX70の口コミ
発売間もないためレビュー数は少なめで、現時点での口コミは楽天・AMAZONで確認できませんでした。
確認でき次第追記します。
KI-TX70の口コミ
レビュー数が豊富で、実績が確認できる点が安心です。
よくある疑問Q&A
性能に違いは本当にある?
基本性能は全く同じ。違うのは素材と省エネ性、発売時期のみです。
フィルターやメンテナンス方法は同じ?
はい、同じです。交換目安も「約10年」で共通。
どちらを買っても後悔しないポイントは?
迷ったら「価格で決めてOK」。機能面での後悔はありません。
KI-UX70とKI-TX70|選び方早見表
こんな人におすすめ | 選ぶモデル | 理由 |
---|---|---|
新しいモデルが欲しい | KI-UX70 | 2025年発売。再生プラスチック材を採用した最新モデル。 |
環境に配慮した製品を選びたい | KI-UX70 | 再生素材使用&消費電力がわずかに省エネ。 |
長期利用を前提にしたい | KI-UX70 | 発売が新しく、サポートや保証の面で安心。 |
少しでも安く買いたい | KI-TX70 | 1年型落ちで値下がりやすく、コスパ抜群。 |
レビューをしっかり確認してから買いたい | KI-TX70 | すでに多くの利用者レビューがあり安心。 |
性能差で迷っている | どちらでもOK | 空気清浄・加湿性能は同じ。違いは素材と価格だけ。 |
まとめ:どちらを選ぶべき?
-
環境配慮・省エネ重視 → KI-UX70
-
コスパ重視・安く買いたい → KI-TX70
両モデルの違いは「再生プラスチック材の採用」「消費電力のわずかな差」「発売時期と価格」。
性能は同じなので、価値を置くポイントで選べば失敗しません。