この記事では、イワタニのカセットコンロ「タフまる」と「タフまるjr」の違いを比較して、どちらがおすすめかご紹介します。
タフまるはキャンプやバーベキューに行く人にも、家で使う人にも人気の高いカセットコンロです。
しかし、これから購入しようという方にとっては
- タフまるとタフまるジュニアって、大きさ以外に何が違うの?
- どっちがおすすめ?
と、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、
- 一人用の鍋しか絶対に使わないならタフまるjrでも十分
- 家族や友人と使ったり様々なシーンで便利なのはタフまる
です。
タフまるjrはコンパクトで便利ですが、大人数で使うような大きい鍋は使えないなどデメリットがあります。
本文ではタフまるとタフまるjrの違いを6つを詳しく比較していきます。
是非ご参考にしてください!
イワタニのタフまるとタフまるjrのスペックの違い比較
イワタニのカセットコンロ「タフまる」と「タフまるjr」のスペックの違いを表にしています。
項目 | タフまる | タフまるジュニア |
---|---|---|
サイズ | 幅341×奥行283×高さ129mm | 幅286×奥行192.5×高さ122mm |
重量 | 約2.4kg(ケース込み3.6kg) | 約1.6kg(ケース込み2.5kg) |
火力 | 3.3kW(2,800kcal/h) | 2.3kW(2,000kcal/h) |
連続燃焼時間 | 約75分 | 約102分 |
使用可能な鍋サイズ | 16~24cm | 11~20cm |
耐荷重 | 20kg | 10kg |
カセットガス | 通常サイズのみ | 通常サイズ+ジュニアサイズ |
スペックを比べてみると、5つの違いが確認できます。
- サイズや重さ
- 火力と連続燃焼時間
- 使用可能な鍋サイズ
- 耐荷重
- 使用できるカセットガス
ひとつずつご紹介しますね。
スペックの違い①:コンパクトで軽量なのはタフまるjr
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
サイズ | 幅341 奥行283 高さ129mm |
幅286
奥行192.5 高さ122mm |
重量 | 約2.4kg(ケース込み3.6kg) |
約1.6kg(ケース込み2.5kg)
|
タフまるとタフまるjrの違い1つ目は、サイズや重さの違いです。
商品名からも分かるように、タフまるを小さくしたのがタフまるjrです。
コンパクト&軽量なコンロが欲しい人には、タフまるjrがおすすめです。
▼タフまるジュニアなら小さいからこそ収納もコンパクトに収まる
スペックの違い②:火力が大きいのはタフまる、連続燃焼時間が長いのがタフまるjr
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
火力 | 3.3kW(2,800kcal/h) |
2.3kW(2,000kcal/h)
|
連続燃焼時間 | 約75分 | 約102分 |
タフまるとタフまるjrの違い2つ目は、火力と連続燃焼時間の違いです。
これは、通常サイズのカセットガスを使った場合の比較です。
タフまるは火力が強い分、連続燃焼時間はタフまるjrよりも短くなっています。
逆に言うと、タフまるjrは火力を抑えているので長い時間使うことが出来ます。
万が一の災害時には、連続燃焼時間が長い方が重宝しそうですね。
▼タフまるジュニアは普段はカセットコンロを使わない人でも、災害時の備えにピッタリ
スペックの違い③:大きい鍋を使えるのはタフまる
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
使用可能な鍋サイズ | 16~24cm | 11~20cm |
タフまるとタフまるjrの違い3つ目は、使用可能な鍋サイズの違いです。
キャンプで人気のダッチオーブンなら「タフまるJr.」に乗せられるは8インチまでです。
8インチと言うと、タフまるjrの使用可能な鍋サイズの上限20cmくらいのサイズとなっています。
8インチの鍋は1人用から2、3人の料理にちょうど良く、それ以上の人数では不足を感じるかもしれません。
10インチのダッチオーブンや家庭用の土鍋を使いたい場合はタフまるがおすすめです。
▼みんなでワイワイ楽しめるサイズはタフまる!
スペックの違い④:耐荷重が大きいのはタフまる
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
耐荷重 | 20kg | 10kg |
タフまるとタフまるjrの違い4つ目は、耐荷重の違いです。
タフまるは20㎏、タフまるjrは10㎏と、タフまるには二倍の耐荷重があります。
10㎏でも十分な耐荷重ですが、大は小を兼ねるで耐荷重が大きい方が安心な方はタフまるがおすすめです。
スペックの違い⑤:ジュニアサイズのカセットガスが使えるのはタフまるjr
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
カセットガス | 通常サイズのみ |
通常サイズ+ジュニアサイズ
|
タフまるとタフまるjrの違い5つ目は、使用できるカセットガスの違いです。
タフまるjrなら、通常サイズと合わせてジュニアサイズと言う小さいカセットガスが使えます。
タフまるjrの本体にきれいに収まるサイズのカセットガスがジュニアサイズで、通常サイズのカセットガスははみ出た状態で使います。
両サイズのカセットガスが使えて良いという方と、はみ出て使うのは見た目が悪いと言う方とに意見は分かれます。
通常サイズのカセットガスの方が便利な方はタフまるがおすすめです。
カセットガスは両方使えるのが良い方はタフまるjrがおすすめです。
イワタニのタフまるとタフまるjr対応の鉄板プレートの違い比較
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
対応プレート | 網焼きプレート 焼き肉プレート(S) 焼き肉プレート(L) 焼き肉グリル たこ焼きプレート 鉄板焼プレート ホットサンドグリル |
ジュニアたこ焼きプレート
ジュニアマルチプレート ホットサンドグリル |
タフまるとタフまるjrのスペック以外の違いとして、対応の鉄板プレートの種類の違いがあります。
タフまるには、様々な鉄板プレートのオプションがあり、大人数で楽しみたい時には大活躍します。
一方、タフまるjrに対応する鉄板プレートは3種類で、シンプルなものです。
バーベキューをとことん楽しみたい方には、様々な鉄板で盛り上がれるタフまるがおすすめです。
▼タフまるならアウトドア料理の幅が広がる!
イワタニのタフまるとタフまるjrの共通点
タフまるとタフまるjrの違いが分かったところで、共通点についてもご紹介します。
- カラーバリエーション
- キャリングケースが付いている
- ダブル風防ユニットで風に強い構造
- 多孔式バーナー採用で風の影響を抑える
ひとつずつご紹介します。
タフまるとタフまるjrの共通点①:カラーバリエーションが同じ
項目 | タフまる |
タフまるジュニア
|
カラーバリエーション | [本体] オリーブ/[キャリングケース] カーキ [本体] ブラック/[キャリングケース] ブラック |
[本体] オリーブ/[キャリングケース] カーキ
[本体] ブラック/[キャリングケース] ブラック |
イワタニのタフまるとタフまるjrの2機種には、カラーバリエーションが同じという共通点があります。
本体がブラックの場合は、キャリングケースがブラック
となります。
従来は、タフまるはブラック、タフまるjrはオリーブというカラー展開でした。
カラーで選びたい方は、使い勝手では妥協することになっていました。
現在はどちらも同じカラー展開なので、好きな仕様の好きなカラーを選べます♪
タフまるとタフまるjrの共通点②:キャリングケース付きで持ち運びに便利
カラーバリエーションの章でもご紹介しましたが、タフまるとタフまるjrにはキャリングケースがついています。
しかも、頑丈で持ち運びやすいキャリングケースで、キャンプにも災害時の持ち運びにも重宝しますね。
タフまるとタフまるjrの共通点③:ダブル風防ユニット搭載で風に強い構造
イワタニのタフまるとタフまるjrの2機種には、どちらもイワタニ独自の「ダブル風防ユニット」搭載しています。
これは、風のある場所で空気は通しても風は通さない仕組みで、野外でも火力がキープできます。
キャンパーからの支持が大きいのも納得の機能ですね。
タフまるとタフまるjrの共通点④:風の影響を抑える多孔式バーナー採用
タフまるとタフまるjrの2機種には、どちらも多孔式バーナーを採用しています。
屋外で使うのを見据えているタフまるだからこそ、風による火の消えにくさにもこだわっています。
災害時の備えとしても、風に強いカセットコンロは見逃せません。
タフまるがおすすめな人
タフまるがおすすめな人は
✔ 大きめの鍋やダッチオーブンを使いたい人
✔ 高火力(3.3kW)でしっかり調理したい人
✔ 様々なアウトドア料理を楽しみたい人(焼肉グリル、鉄板焼きなどのアクセサリ対応)
このような方です。
大人数での使用や大きめの鍋を使いたいなら「タフまる」のほうがおすすめです。
タフまるjrがおすすめな人
タフまるjrがおすすめな人は
✔ コンパクト&軽量なコンロが欲しい人
✔ 長時間の燃焼が必要な人(連続燃焼時間102分)
✔ 持ち運びやすさを重視する人(専用ケース付き)
このような人です。
ソロキャンプや小さくて軽量の持ち運びのしやすさを重視するなら「タフまるジュニア」 のほうがおすすめです。
イワタニのタフまるとタフまるjrの違い まとめ
イワタニの人気のカセットコンロ「タフまる」と「タフまるjr」について違いを比較し、どちらがおすすめかご紹介しました。
タフまるとタフまるjrには大きな違いが6つあります。
- タフまるjrの方がサイズや重さが小さくて軽量
- 火力が大きいのはタフまる、連続燃焼時間が長いのはタフまるjr
- タフまるは大きい鍋を使える
- 耐荷重が大きいのはタフまる
- タフまるjrはジュニアサイズのカセットガスが使える
- タフまるには対応のオプション鉄板プレートの数が多い
タフまるとタフまるjrは親子のようなものなので、共通点もあります。
- カラーバリエーションが同じ
- 頑丈で持ち運びやすいキャリングケースがどちらもついている
- 野外でも火力をキープするダブル風防ユニット搭載
- 風の影響によって火が消えにくい多孔式バーナー採用
どちらにもタフまるの良いところを兼ね揃えています。
サイズが大きいか、小さいかで生じてくる違いで、合う方を選ぶのが良いでしょう。
- 一人用の鍋しか絶対に使わないならタフまるjrでも十分
- 家族や友人と使ったり様々なシーンで便利なのはタフまる
このようなことが言えます。
この記事で、タフまるとタフまるjrどっちがいいかの参考になれば幸いです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。